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東京テレポートセンター ハーフセットアップオフィスをオープン 東京台場にワークラウンジ併設の4区画
2024.11.18 16:47
東京テレポートセンター(東京都江東区)は保有する「台場フロンティアビル」14階に、台場地区初のハーフセットアップオフィス「Innovation Hub DAIBA」をオープンした。
ゆりかもめ「お台場海浜公園」駅から徒歩1分の好立地に位置する「台場フロンティアビル」。14階に新しい働き方を実現する次世代のハーフセットアップオフィスと、同オフィス入居者専用のワークラウンジを構築した。ハーフセットアップオフィスは79㎡(23・89坪)~209.87㎡(63・48坪)までの4区画を用意。各部屋の会議室に什器を設け、執務スペースには什器を置かずに自由なレイアウトを可能とした。D1404とD1405の2区画を繋げて、1部屋で利用することもできる。主にアーリーステージの企業移転ニーズを見据えて、彼らに適した面積帯の区画を構築。更に多様な働き方へ対応できるラウンジを設けたことで、貸室内を最大限執務スペースとして利用できる。曜日や日によって増減する、社員のデスクワーク場所もラウンジが果たす。
同オフィス入居者専用のワークラウンジは、約63坪の広々とした共用空間。全席に電源を確保し、ラウンジ内はWi-Fiも完備。リモート会議向けのプライベートルームを4つ設け、内個室ブースは3つ、2人用のルーム1つを設置した。貸し切りも可能で、社内向けのイベントやセミナーにも活用できる。安心して社内ミーティングやワークスペースに利用できる広いラウンジは、他のセットアップオフィスとの差別化にも繋がった。ちなみにこれら内装工事を手掛けた企業はクリフ(東京都千代田区)で、ワークスペースの設計・施工を得意としている。
事業部 営業グループの島田宗明氏は「開始のきっかけは昨年10月頃で、当フロアに入居していたテナントが退去したことから、新しい取り組みや付加価値のついたオフィスの検討を始めました。構想や工事に数カ月を費やして、ハーフセットアップオフィスを今年10月に完成させました。特徴は高級感のある内装と利便性を実現しながら、都心部のセットアップオフィスよりも低価格となったことです。台場地区だけでなく他のエリアからも企業を呼び込むことに繋がり、『台場フロンティアビル』の認知度向上にも期待しています」と語った。
既に一部区画で成約済みとなっている。台場地区および湾岸エリアでセットアップオフィスが少ないこと、また小規模企業の社員急増や拡張移転に対応できていないことも影響している。またアーリーステージの企業であると、入居しやすく退去もしやすいオフィスが好まれる。退去前予告は3カ月前と設定しており、原状回復費用は賃料の1ヶ月分に設定、特別な汚損や破損がない限りは、追加費用は発生しない。家賃保証と敷金保証(減額サービス)の2つも用意。入居前の負担軽減にも協力している。
「月額賃料に電気料金も含まれています。変動費は時間外空調のみで、請求内容の分かりやすさも特徴でしょう。移転時における業務負荷を軽減でき、迅速なオフィス移転と業務開始が可能です。また貸室入り口には電子セキュリティを設け、かつ1階のエレベーター前にもセキュリティゲートがあります。安心・安全も確保したハーフセットアップオフィスは当地区で希少性が高いです」(島田氏)