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住友商事 米国不動産が投資対象の私募ファンド運用開始
2017.08.14 12:58
住友商事(東京都中央区)は100%子会社である住商リアルティ・マネジメント(東京都中央区)を通じて、米国不動産を投資対象とした国内機関投資家向けの私募ファンド「USプライムオフィスファンド1.」を6月に組成し運用を開始した。投資対象には、住友商事グループの米州住友商事が保有していた「203ノースラサール」(イリノイ州シカゴ)と、「マイアミタワー」(フロリダ州マイアミ)を組み入れた。住友商事グループでは今回の組成を皮切りに、USプライムオフィスファンドシリーズとして私募ファンドの継続的な組成を計画している。従来の保有資産運用事業に加え、私募ファンドのようなノンアセット事業も展開して不動産事業の拡大を目指す。