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JR東日本都市開発 「さいたま新都心」駅直結の複合型住宅を開発
2024.11.25 12:19
ジェイアール東日本都市開発(東京都渋谷区)は、埼玉県さいたま市大宮区で「ekismさいたま新都心」を開発している。店舗や公共施設を併設した複合賃貸住宅「ekism(エキスム)」シリーズの第2弾で、開業は2025年夏を予定している。
立地はJR京浜東北線「さいたま新都心」駅コンコース直結。建物は敷地面積935・34㎡、延床面積5697・83㎡、鉄筋コンクリート造地上10階。
1~4階は、グローサリー・スーパー、カフェとイートイン等で構成される商業施設。
5階は、埼玉県によるイノベーション創出拠点「渋沢MIX(しぶさわみっくす)」の開設を予定している。企業やスタートアップ、金融機関、自治体など多様なプレーヤーが交流し連携や協業、成長へとつなげ、持続的にイノベーションが創出されるエコシステムのハブを目指す。
6~10階は、1K~1LDKの単身・DINKS向け住戸30戸、1LDK~2LDKのファミリー向け住戸20戸の計50戸からなる賃貸住宅とする。
外観は、上層部にルーバーと腰壁を、低層部に有孔折板を設置することで、住宅のプライバシーを守りながら、商業の賑わいが全体に表出するデザインとなっている。