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アワーブレーン 高所での質の高いメンテナンスを提供 超高層用「電動式連続吊り足場」開発
1998.01.01 16:53
建物の総合リニューアルに実績を上げるアワーブレーン環境設計(須山清記社長)では、超高層ビルの補修工事などに用いる新たな足場「電動式連続吊り足場」を開発、各方面から注目を集めている。
「通常これまでの足場で補修工事を行う場合、風などを受けて、揺れながら作業となります。しかし、私共の開発した足場を使用すれば、高所でも安定した体制で作業が出来る為に、質の高いメンテナンスを施すことが可能です。また、作業者の労力も格段に低減出来る為に、長時間の労働も可能です」(須山社長)
この電動式連続吊り足場を使用すれば、多少の風雨等でも作業を続ける事が出来るので、施工遅延による、工数の無駄をなくす事も可能だ。これにより、ムリやムダを無くす事で、省力化・省コストが実現出来る。勿論、足場の仮設費用等の軽減も図れる。
近年では、建築物の高層化に伴い、高所による膨大な作業を行う必要が生じている。しかし、超高層ビルの場合、新築時には外部足場を設ける事無く建設する為に、改修工事等の際には、新たに常設以外の足場が必要となるが、通常の足場は、40メートル程度しか、足場を組み上げる事が出来なかった。また、高所作業は特殊な技術を持った熟練の作業者しか、工事を行えなかった。