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物流施設で防災研修会を実施 「ESR弥富木曽岬DC」で地域住民など交え
2024.12.09 11:41
ESR(東京都港区)は、指定緊急避難場所に指定されている同社の物流施設「ESR弥富木曽岬ディストリビューションセンター」で自主防災研修会を実施した。
同社は、同施設のラウンジなど建物及び敷地の一部を指定緊急避難場所として利用できるよう「災害時等における指定緊急避難場所としての使用に関する協定」を三重県桑名郡木曽岬町と1月31日に締結した。
自主防災研修会では指定緊急避難場所の確認を目的に、施設見学と避難に関する説明が行われた。同研修会には同施設周辺地区の源緑輪中地区自主防災会に所属する約140名が参加した。
同施設は2022年4月に竣工し、敷地面積7万9096㎡、延床面積15万5332㎡、RC+S造耐震構造地上4階建てマルチテナント型物流施設。
BCP対策として、非常用自家発電設備を整備し、停電時でも防災センター、荷物用エレベーター、トイレ等が約24時間利用可能な保安用電源を確保している。また、同災害協定締結後には、同施設に、3日分の保存食(50名分)、簡易トイレ、飲料水、トイレットペーパーを備蓄している。
ESRは、入居企業と施設で働くワーカーのみならず、地域社会や周辺の住民にも安全・安心な環境を提供することを目指している。非常時に迅速かつ適切に対応できるよう、木曽岬町との情報伝達体制の整備や防災訓練の実施等を通じて、引き続き連携を深めていく構えだ。