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東京建物 冷凍・冷蔵物流施設開発を強化 ニーズの高まりを受け第3弾を船橋市で新規開発へ
2024.12.09 11:46
東京建物(東京都中央区)は、千葉県船橋市に新たな物流施設開発用地約5000㎡を取得した。冷凍・冷蔵機能を実装した賃貸物流施設「(仮称)T-LOGI船橋南海神」として開発を進め、2027年の竣工を目指す。
開発地は千葉県船橋市南海神。京葉道路「船橋」ICから約0・6km、東京都心から約20km圏に位置し、都心をはじめとした首都圏全域への配送拠点として優れた立地。東京建物が開発する冷凍・冷蔵仕様の物流施設としては「T-LOGI本庄児玉」(埼玉県児玉郡上里町)、「(仮称)T-LOGI大阪弁天町」(大阪市港区)に次ぐ第3弾となる。
「(仮称)T-LOGI船橋南海神」は敷地面積約4958㎡、延床面積約9917㎡、4層ボックス型で、BTS型(テナント専用型)への対応も可能。
冷凍・冷蔵物流施設はこれまで荷主企業による自社所有開発が主流で、賃貸施設としては一般的な物流施設と比較して開発例が少なかった。
東京建物では、食品系ECの伸長や老朽化した冷凍・冷蔵物流施設の建替え・使用中止による移転、物流効率化を目的としたコールドチェーンネットワークの再構築などを背景に、消費地である都心部に近接した立地のものを中心とした冷凍・冷蔵物流施設の賃貸ニーズは今後一層高まると見ている。
同社ではこうしたニーズにこたえるため、冷凍・冷蔵機能を実装した賃貸物流施設開発事業を強化・拡充して行く考えを明らかにした。