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5つの認証方式に対応 入退室管理システムのサブスクサービス

2025.01.13 11:26

 WHERE(東京都港区)は、入退室管理システム「EXGatekeeper(エックスゲートキーパー)」を開発。QRコードやICカード、顔認証など様々な認証手段に対応が可能で、来訪者の受付や勤怠管理など、入退室管理に必要な機能を備えたサブスプリクションサービスとして提供を昨年12月より開始した。
 オフィスのセキュリティ意識の高まりや、多拠点でのリモートワーク活用など働き方の多様化により、円滑かつ安全な入退室管理への需要が増加している。一方で、複数のシステムを組み合わせて運用している企業はコストや煩雑さが課題となっていた。これらの課題を解決するため、同社は運用現場での声を取り入れながら効率性と安全性を両立する商品として「EXGatekeeper」を開発した。
 同システムは顔認証、QRコード、ICカード、PIN(個人識別番号)、スマートフォン連携と、5つの認証方式に対応。複数の認証方式の組み合わせにも対応が可能で、中でも顔認証技術は0・1秒未満の高速認証と99%以上の精度で、利用者にストレスを感じさせることなく正確な入退室を実現する。
 また、機械警備システムや火災報知システム、来訪者予約受付システムなどとの連携もでき、勤怠システムと入退室ログを利用した勤怠管理など、効率的なオフィス環境の構築に貢献するとしている。




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