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森ビル 「六本木ヒルズ66プラザ」の「ドライミスト」設置エリア拡大
2017.06.26 13:42
森ビル(東京都港区)は今月20日、「六本木ヒルズ66プラザ」に導入している省エネルギー型外気冷却システム「ドライミスト」の設置エリアを従来の4倍に拡大し、運転を開始した。
同社は2006年から来街者の快適性向上および省エネルギー推進を目的に「ドライミスト」を六本木ヒルズ「森タワー」正面の66プラザに設置している。ドライミストはノズルから噴霧される超微細な水滴の気化によって噴霧エリアの気温を2~3度低下させる効果がある。
今回、噴霧面積を従来の180㎡から約720㎡に拡大。これは訪日外国人旅行者の増加が見込まれるなかで来街者への暑さ対策に貢献することに加えて、東京都がヒートアイランド対策として「クールスポット創出支援事業」を設けたことに呼応したもの。
ドライミストは毎日8時半から18時半までの間、一定の気象条件を満たすと自動制御で噴霧される。実施期間は9月末ごろまでの予定となっている。