週刊ビル経営・今週の注目記事
毎週月曜日更新
アイカ工業 高い速硬化性のアスファルト補修材を発売
2019.01.21 12:10
アイカ工業(名古屋市中村区)は、アスファルト欠損部の早期補修を実現するアスファルト舗装補修材「ジョリシール ホールメンテセット JB|HM」を発売する。MMA樹脂特有の速硬化性により、補修箇所の早期開放が可能。また、MMA樹脂と骨材をキット化しており、計量も不要である。
一般的に、アスファルト舗装の耐用年数は約10年とされているが、使用頻度や通行車両の重量などにより劣化の速度は異なる。負荷が大きい場所では、アスファルト舗装の一部で剥がれ・ひび割れ・浮きが生じやすく、脆弱になったひび割れや凹み部分から劣化がさらに広がる。アスファルトの劣化を放置すると、水が溜まる・車両のハンドルを取られる・歩行者が躓いて転倒するなどの影響があり、事故の危険性も高まる。劣化しやすい箇所は人や車両が頻繁に通る場所であるが故に、欠陥アスファルトを速やかに補修するとともに、補修箇所は早期に開放する必要がある。
同社はMMA樹脂特有の速硬化性により早期補修・早期開放を実現するアスファルト舗装補修材「ジョリシール ホールメンテセット JB|HM」を開発した。MMA樹脂と骨材をキット化しており、計量の手間なく容易に施工できるメタクリル樹脂モルタル系舗装補修材。天然防滑仕様のため撒き砂も不要で、敷地内の道路穴や凹みを手軽に補修することが可能である。