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プロロジス/文化シヤッター 停電時にも開閉が容易
2017.05.29 12:54
電動シャッターを共同開発
プロロジス(東京都千代田区)は文化シヤッター(東京都文京区)と停電時に非常用電源で開閉可能な電動シャッターを共同開発。特許を出願中と発表した。
両社が共同開発したのは商用電力と発電機用の電源に切り替える電源切替盤を内蔵した電動シャッター。従来の電動シャッターは停電時に開閉させることが容易でなかったが、同製品は電源切替盤をつけることでポータブル発電機などを繋ぎ、停電時でもシャッターを開閉することが可能。災害による停電時でもシャッターを稼働させ荷物搬出などの事業継続可能となっている。
今回の共同開発はプロロジスが2012年から取り組んでいる運営中の物流施設の設備見直しがきっかけ。プロロジスは災害時における入居企業事業継続サポートするため運営中施設に非常用発電機やシャッターへの電源切替盤の設置を推進。この過程でプロロジスは設計や施工管理を担うコンストラクション・マネジメント部がシャッター側部のガイドレールに電源切替盤を納めるアイディアを出し文化シヤッターに製品化を提案。昨年12月に開発され、文化シヤッターより販売を開始した。今後はプロロジス物流施設に同製品を採用していく予定。