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テナントビル「コレタス目白」竣工 「目白」駅徒歩4分・商店街の活性化を目指し開発
2025.01.27 11:28
トラスト・ファイブ(東京都千代田区)は、東京都新宿区下落合で建築を進めていた「コレタス目白」が14日に竣工したと発表した。設計はコプラス(東京都渋谷区)、施工は興建社(東京都杉並区)が担当した。
立地はJR山手線「目白」駅から徒歩4分。目白のメインストリートである目白通り沿いの商店街「目白銀座商店会」に位置する。
建物は敷地面積142・19㎡、延床面積336・63㎡、鉄筋コンクリート造・鉄骨造地上4階建ての新築商業ビル。
外観は角地を生かし、2面をカーテンウォールとした。エレベーターは目白通りに面した位置に設置。専有部は室内に柱が少ない空間設計で、1階は89・73㎡、2面カーテンウォールによる視認性を生かし、飲食店、ショップ、クリニックなどのテナント入居を想定している。
2階は98・66㎡、室内に柱が少ない空間設計としている。テナントは、飲食店、ショップ、クリニックなどを想定。
3階と4階は合計面積143・37㎡の、内階段でつながったメゾネットタイプ。4階にはルーフテラスを有する。美容院、ショップ、クリニック、各種スクール、パーソナルジム等を想定している。
同社によれば、「目白銀座商店会」は伝統ある商店街でありながら、店舗から住宅へと転換している傾向にある。「コレタス目白」が立つ土地は、前所有者から「商店街の灯を消さないためにも、マンションではなく商業ビルとして活用してほしい」と託されたといい、商店街の活性化を目指して開発したとしている。