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地所レジ5棟目の職住一体型賃貸マンションが募集開始
2025.02.03 11:28
三菱地所レジデンス(東京都千代田区)は、神奈川県横浜市中区で開発中の職住一体型賃貸マンション「The Parkhabio SOHO 横浜関内」の入居者募集を16日に開始した。竣工は3月6日の予定。
立地は横浜市中区羽衣町。JR根岸線「関内」駅から徒歩4分、横浜市営地下鉄ブルーライン線「伊勢佐木長者町」駅から徒歩4分に位置する。
同物件は敷地面積521・98㎡、建築面積341・48㎡、延床面積4322・74㎡、鉄筋コンクリート造地上15階建ての、コワーキングスペースを併設した職住一体型賃貸マンション。
1階には約120㎡のコワーキングスペース「Style Lounge」を整備。大型ディスプレイを備える4人用・6人用会議室や、オープンスペース「Focus Zone(フォーカス・ゾーン)」、「Relax Hub(リラックス・ハブ)」などを用意した。
スペース中央のオープンスペースには木調のテーブルを設置。窓際にはカウンターテーブルを配置し、外を眺めながらの作業が可能。集中して作業できる個人ブースは5室を用意した。
「リラックス・ハブ」はリフレッシュのための空間。ボルダリングウォールを設置し、ソファチェアでリラックスしながらの作業も可能。屋上テラス「Sky Lounge」にもコワーキングスペースを用意したほか、ウッドデッキやベンチを配置した屋上庭園、BBQができるBBQラウンジなども設けた。
また、三菱地所(東京都千代田区)が開発・提供する総合スマートホームサービス「HOMETACT(ホームタクト)」、DXYZ(東京都新宿区)の顔認証プラットフォーム「FreeiD(フリード)」、大崎電気工業(東京都品川区)が提供するスマートロック「OPELO(オペロ)」も採用。エントランスや集合郵便受け、ごみ置き場などの共用部に加え、各戸の玄関も顔認証で出入りできるほか、スマートフォンや交通系ICカードなども鍵として利用できる。
住戸は専有面積18・30~60・59㎡。1R~2LDKの間取りで総戸数84戸。専有面積18・30㎡の住戸7戸と27・36㎡の住戸7戸には、洗面台をひとつにまとめた水回り住設機器を導入。また、27・36㎡の住戸には収納ベッドも導入した。
「The Parkhabio SOHO」シリーズは今回の「横浜関内」で5物件目。三菱地所レジデンスでは、今後も当シリーズをはじめ時代のニーズに合わせた様々な取り組みを進めていくとしている。