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東京美装興業 平成9年中間期の業績等を発表 営業益で対前年比4.9%アップ

1997.11.21 17:13

 東京美装興業(田中幹夫社長)では、平成10年度の中間期の業績の状況を発表した。同社の9月の中間期では、営業収益が10,879百円で、対前年比4.9%のアップとなった。しかし、営業利益は247百万円で、対前年中間期で44%のマイナス。経常利益も528百万円で、同様に27.1%のマイナスとなった。ビルメンテナンス業界では、新規ビルの供給減から、受注競争は激化し、価格の低下など、厳しい環境が続いている。こうした状況下、同社では、マイナス影響を受けながらもサービス事業では前年同期に比べて18.0%の大幅な伸びとなった。これには、新規受注や既存取引先の需要の掘り起こしにより、売上高が1,179百万円と順調に推移した為。また、商品販売の売上高も123百万円と、前年同期に比べ11.5%の増となっている。




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