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シンドラーエレベータ　中低層ビル向けエレベーターの販売へ注力

1997.11.01 17:35

　シンドラーエレベータ（東京都中央区）では、今春開始した、中低層ビル向けの乗用、住宅エレベータの販売に注力する。
　「Schindler300J™」はスタイリッシュなヨーロッパデザインが特徴的な、乗用タイプのエレベータで、低層から、中層までに対応するよう設計されたもの。
　同エレベーターは、海外では既に、平成6年から販売が行われており、多彩で繊細な日本市場のマーケット・ニーズにマッチするよう、随所に改良を加え、販売される事になった。
　また、同シリーズは、世界で権威ある工業デザイン賞、「ハーバー・インダストリアル・フォーラム」の工業デザイン賞を、93年、94年にわたり、2年連続で受賞している。こうした実績が評価され、現在までにヨーロッパ・アジアパシフィック地域で、約1万7000台以上が据付けられている。今回の日本版モデルでは、用途に合わせて、実用性・機能性を追求した基本モデルとなる、「スタイル」。個性的なデザインと洗練された部材を使用した特別モデルの「セレクト」。さらに、自然石の操作盤を標準仕様とする高級モデル「スーペリア」の3つのモデルが用意されている。さらに、部品の共通化や規格化により、工場での受注前生産の実現した。