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日本アクアシステム 飲料水の味覚面にも効果的な赤水対策機器
1997.11.01 17:41
日本アクアシステム(東京都品川区)では、赤水防止機器「AQUA LIFE VIVID」の開発、販売を手掛けている。
倉田明社長はその特長を、「薬剤の添加物や外部動力を一切使用せず、水の流れだけで処理するため、衛生面に配慮しつつ、給水管内の防錆効果が得られます」と説明する。
技術的には、磁気の微弱エネルギーにより水分子を活性化させて赤錆による腐食、スケール等の障害を防止するわけだが、加えて遠赤外線を放射させるセラミックス剤を管内に装てんしており、「これにより飲料水の味覚面での効果を発揮することができます」(倉田社長)。またファイバースコープにより管内を検査、赤錆のはく離度を定期的にチェックしている。