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三菱電機ビルテクノサービス 空調のリモート点検システム く~るメンテナンスサービス拡充
1997.10.01 12:28
三菱電機ビルテクノサービス(小林凱社長)では、昨年秋から発売している空調設備を24時間365日連続して遠隔点検するメンテナンス契約「く~るリモートメンテナンス」の対象機種と、この10月1日から大幅に拡大する。
従来の対応機種は、ビル用マルチエアコン、チリングユニットだけに限られていたが、今後は冷凍倉庫から産業用パッケージエアコンなどの大型空調設備まで、ほとんどの冷凍・空調設備がその対象となる。
「く~るリモートメンテナンス」は、冷凍・空調設備等に各種センサーを取り付け、それらと監視装置、通信制御装置を各々結び、電話回線を通じて、24時間稼働している情報センターをオンライン化する事で、遠隔監視や点検をする事が出来るシステムだ。
しかし、これまでの対象機種は、ビル用マルチエアコン等に限られていたが、今回の対象機種拡大で、よりユーザーの利用範囲が広がった。同社では初年度の販売1000件を目標にしている。