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<イトーキがリサイクル型のOAフロアを新発売>従来機能保持の標準パネル 軽量化とコスト削減を実現

1997.09.01 13:10

 イトーキ(東京都中央区・伊藤七郎社長)では、リサイクルが可能な、OA機器等の配線を床下に収納する、床下配線システム、「フリーアクセスフロアLAF・T500」を9月1日から新発売する。
 同製品の特徴は、フロアパネルに鋼板素材を使用している為、リサイクルが可能である点だ。ライスアップとしては、半分のサイズとなるパネル(ハーフパネル)を用意しており、端部分はパネルの切断により、廃棄量を減量している。
 一方価格は、従来品に比べて同様機能を保ちながら、20%の削減に成功。さらに標準パネルは、1枚当り、5.7キロと、軽量化により、施工費の負担も軽減出来る。また、パネルを連結する事で地震時の安全性も確保する。
 同社では、同商品を新築ビルだけでなく、既存ビルのリニューアル工事にも積極的な展開を図る予定。




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