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ハダ・コーポレーション 赤水防止のトルマリン鉱石を輸出 東南アジア・欧米向け
1997.09.01 13:15
水処理装置販売のハダ・コーポレーション(山梨県)は、トルマリン鉱石を使用した赤水防止装置の本格輸出に乗り出す。
同商品は、1日の流量が9トンの貯水層用で7万円。2年目以降はトルマリンの交換が1年毎に必要で1万5000円。
中堅ゼネコンのアタラシでも生活環境事業部を設け、同商品を販売している。装置名は「ECO-GEM」。金属製の容器にペレット状のトルマリン石を収納したもの。トルマリンから出る微弱電波で水をイオン化し、赤水を防ぐ。
昨年進出した中国に加え、東南アジアや欧米での代理店展開を図る。また、アタラシでも東南アジアの権利を取得しており、同事業に乗り出している。