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トリアス 第1弾テナントの顔触れ決定 ナイキジャパン・三峰など多彩
1997.08.21 16:37
トリアス(福岡県福岡市)では、平成10年11月開業予定の複合商業施設「トリアス」第1弾の出店テナントなど概要を発表した。
トリアス久山は、県道の35号線を挟み、イーストゾーンとウエストゾーンの二つのエリアで構成されている。敷地面積は約24万平米、建物面積は約11万平米、駐車スペースには4500万台分を確保する一大複合商業施設。
バリエーセンターとなる同施設には、ショッピング・アミューズメント、飲食店など多様なニーズに応えられる機能を備えており、テナントとの契約は、売り上げ仕入れ契約(売り上げ高に応じて一定賃料を支払う、歩率性を導入したもの)を用いているのが特徴。現在、売り上げ仕入れ契約で出店を予定しているのは、生鮮市場館のミートに静香公司、他3社。鮮魚で北辰水産、他9社。青果で渋田屋、酒のディスカウントでデデリーズなどが出店を予定。
大型専門館では、アウトレットを展開するエリアにナイキジャパン(ナイキファクトリー)、三峰(プライスマジック)他、外資を含め10社程度の出店を計画。年間売上400億円を目標としている。