週刊ビル経営・今週の注目記事
毎週月曜日更新
松下電工 在来天井に対応可能な照明・設備システム 工事簡便化で騒音や振動を抑制し工期も短縮
1997.07.21 14:25
松下電工(大阪府門真市)では、在来天井との組み合わせで、照明器具や各種設備を簡単に取り付けられる照明・設備システム「カンタッチシーリングR2」を開発、発売を開始した。
同製品は、在来天井にライン状の開口工事を行った後、専用のカンタッチバーJ型を天井下地のCチャンネルに取り付け、照明器具や各種設備のための設備プレトはカンタッチバーJ型に取り付けるだけで完成する。アンカー打設、吊りボルト工事やCチャンネルカットが不要で、工事中の騒音や振動を最小限に抑えることができ、工期も大幅に短縮できる。
在来天井は、直貼り工法(一重貼り)、捨て貼り工法(二重貼り)など、殆どの天井に対応可能。
天井面積が300平米の場合、照明・設備材を含めた価格は、平米あたり約7000円。販売目標は、年間で5億円。