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竹中工務店 デジタル機器と連携 設備検査業務を効率化

2019.01.28 15:35

 竹中工務店(大阪市中央区)は18日、施工管理のデジタル化による施工管理効率の向上の一環として、デジタル測定器とBIMを連携させることで、設備検査業務を効率化する手法を構築したと発表した。同社作業所にて実証を行った結果、各種測定の省人化や、設備検査報告書の自動作成などによる検査時間の短縮化を確認している。
 設備工事の各段階では、品質確保のため、「水圧・満水試験」、「照度測定」、「風量測定」などの設備検査が必要になる。従来のアナログ的手法から、近年はデジタル測定器を用いた検査手法が普及してきたが、検査箇所を記録する野帳作成は従来同様アナログ的手法であり、設備検査の一連の流れとしてデジタル化できていない課題があった。同社では、デジタル測定器とBIMを連携させ、検査の一連の流れをデジタル化する仕組みを開発。同社では、今後、デジタル測定器とBIMを連携させた設備検査手法を当社のプロジェクトに展開することを目指してシステムの調整をしていくとともに、施工データのデジタル化により得られたデータをAIやIoTといった技術と連携し、付加価値の高い建物の提供を目指していく方針である。




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