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太陽光自動追尾の天窓発売・三洋電機 太陽電池でランニングコストをゼロに抑える
1997.06.01 11:17
三洋電機は、プリズム採光方式により、太陽光を自動追尾しながら屋内に光を取り込む「ソーライト」を発売した。
オフィスや工場、住宅などの採光を考慮し天窓を取り付けるケースが増えているが、従来の商品では日照角度により屋内への採光が不規則で会えり、かつ採光を受けるスペースも限定されていた。同社では、商品内にCIを組み込み、あらかじめプログラムされた太陽の位置データをもとに2枚の平板プリズムを回転させ、真下に太陽光を取り入れるシステムを採用した。非平板プリズムを動かす駆動メーターについても、太陽電池を使用することで、ランニングコストをゼロに抑えている。
またソーラーライトは人体に有害な紫外線もカット。リモコンによりスポット、拡散と採光の範囲の切り替えも可能だ。