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日立ビルシステム 犯罪抑止に効果高いシステム 新エレベータ用防犯カメラ
1997.05.21 13:52
日立ビルシステム(本社東京都千代田区・深山俊彦社長)では、情報モニター付き防犯カメラシステムを開発、本格的な販売を開始する。
同社では、これまでもエレベーター用防犯カメラを販売、好調に売り上げを伸ばしている。今回の製品では、エレベーター用防犯カメラシステムへ、さらに情報モニターを付加。小型のカラー液晶モニターにより、かご内カメラの映像を表示するもの。
情報モニターは通常、エレベーターかご内や、エレベーター乗り場に設置。情報モニターには、カゴ内カメラの映像に「防犯カメラ作動中」の文字スーパーインポーズし、エレベーター走行開始毎に、数秒間のモニター表示を行う。これにより、エレベーター利用者が防犯カメラ意識する事で、犯罪抑止効果が更に高まる。また、カゴ内カメラの映像表示が無い時には、テレビの文字放送やビルの情報(利用者への館内案内等)を表示する事も出来る。システム価格は、レンタル方式が基本で月々1万円程度から。