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綜通 在宅ケアサービス事業進出 初回登録費3万円で健康相談も

1997.04.21 10:57

 東京三菱銀行系の不動産会社綜通(東京都新宿区)では、在宅ケアサービス会社「ローズ在宅ケアサービス」を設立させた。
 同社では、介護・家事援助・看護・リハビリ・入浴移送などのサービスと保険、医療、福祉に関する情報提供、相談、指導や入院治療費、保険会社への請求事務の代行も行う。また、医療、看護器具の販売レンタルのほか、研修も実施する方針だ。
 初回登録費用は3万円で、そのほか介護や家事援助を行うホームヘルプサービスは、2時間までの基本料金が4500円から6200円。健康チェックや健康相談、看護指導、リハビリサービスまでを行うナーシングサービス(1回1時間)が5000円から1万2500円。また、看護婦による月1回の定期訪問は5000円となっている。
 同社は、住宅のリフォームや清掃管理、給食、各種保健サービスなどの別会社を設立しており、これらを合わせて、顧客に総合的なサポートができる体制をとっている。




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