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三菱電機ビルテクノサービス いたずら防止に効果高いシステム エレベーターの防犯カメラ販売へ
1997.04.21 11:03
三菱電機ビルテクノサービス(東京都千代田区)は、エレベーター内の防犯やいたずら対策として有効な、かご室内の状況を録画するエレベーターの防犯カメラ・システムを開発し、4月下旬から本格的に販売を開始する。同システムは、24時間・365日、かご室内を録画する事で、防犯対策として、抑止効果が高い方法。特に最近では、エレベーター内やエレベータホールでの犯罪が多発しており、ビルオーナーをはじめ、エレベーター利用者の防犯への関心も高まっている。また、エレベーター内の落書きや、操作ボタンの損傷などのいたずらも後がたたない。こうした状況から、ユーザー側からの相談も増加しており、さらに防犯カメラが犯人の検挙に結びついている事などから、エレベーターの防犯カメラ・システムを本格的に販売することになったもの。尚、販売形態は「貸与契約」と「機器販売」の2通り。貸与契約は、月額9000円(工事費・点検契約料含む)。機器販売は40万円(工事費含む)となる。