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<トピックス>19ミリの高機能ケーブルタイル好調 低床型の2重床を新たに開発

1997.03.21 14:48

 三菱バーリントン(本社・東京都中央区)では、昨年末より、新たに企画開発した19ミリタイプの低床型二重床を販売、実績を上げている。
 同社のケーブルタイル・MS-19は、薄さプラス高機能を備えた商品で、大容量の配線も収納出来る。この19ミリタイプの製品では、通常の電力数、VVFケーブルなら、2芯タイプや3芯タイプでも4本が収納可能だ。また、ペアケーブルならB-CS0.65ミリで8本、PDS0.51ミリなら18本収納。
 勿論、同軸ケーブル5C-2Vなら8本収納と、銀行や情報企業など配線容量の大きいオフィスも対応出来る。さらに施工性の点でも、配線溝があらかじめ型抜きされている為に、現場加工が不要と、作業性が一段と向上している。
 また、同社商品の大きな特徴は、タイルカーペットを敷き終わるまで、接着剤を一切使用しない、セルフロック加工を施すことが出来る点だ。
 このセルフロック加工とは、タイルカーペットの裏面に、特殊粘着加工を施してある為に、施工時に接着剤などを使用しないで、タイルカーペットを敷き込むことが出来るもの。
 こうした特殊加工により、現場施工は簡略化され、施工時間を大幅に短縮出来、施工後の微調整やリニューアル工事にも対応出来るメリットも兼ね備えている。
 設計価格は、ケーブルタイルMS-19タイプは平米当たり1万3800円。また9ミリと低床型のMS-9タイプは9000円と低価格で販売している。




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