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丸紅と第一生命が不動産事業を統合へ

2025.03.10 11:41

　丸紅（東京都千代田区）と第一生命ホールディングス（東京都千代田区）は２月２８日、国内不動産事業の統合に関する事業統合契約および株主間契約を締結した。
　両社は出資比率５０対５０の中間持株会社（ＪＶ）を設立し、その傘下にそれぞれの国内不動産事業を集約する。ＪＶの商号は契約が発効する７月までに決定する予定。
　ＪＶの傘下に入るのは第一生命リアルティアセットマネジメント（東京都千代田区）、丸紅リートアドバイザーズ（東京都港区）、丸紅アセットマネジメント（東京都千代田区）、相互住宅（東京都品川区）、丸紅都市開発（東京都千代田区）、第一ビルディング（東京都品川区）、丸紅リアルエステートマネジメント（東京都港区）の７社で、第一生命保険（東京都千代田区）が運用する不動産事業は統合の対象外。
　両社は２０２４年６月に不動産事業の戦略的提携に関する覚書を締結しており、協業体制の構築に向けて協議を進めていた。今回の統合で両社の事業基盤を活用した新たな価値創造を行うパートナーシップを構築し、スケールメリットの創出、事業領域の相互補完、人材交流により、一層の企業価値向上や社会的価値の創造に資するとしている。