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「アパホテル〈日本橋小伝馬町駅前南〉」28年4月オープンに向け開発
2025.03.17 11:09
アパグループ(東京都港区)は、中央区日本橋堀留町で「アパホテル〈日本橋小伝馬町駅前南〉」を建設する。開業は2028年4月を予定している。
立地は東京メトロ日比谷線「小伝馬町」駅から徒歩4分、東京メトロ日比谷線・都営浅草線「人形町」駅から徒歩5分、JR総武本線「新日本橋」駅から徒歩7分、都営新宿線「馬喰横山」駅から徒歩7分と、複数の駅が利用可能な場所に位置する。
同計画は敷地面積890・44㎡、建築面積609・26㎡、延床面積7151・94㎡、鉄骨造一部鉄筋コンクリート造地上12階地下2階建て。設計はIAO竹田設計(大阪市西区)、施工は新日本建設(千葉市美浜区)、デザイン監修は辻本デザイン事務所(大阪市中央区)が担当。浴場・露天風呂等を備え付けたホテルとして、ビジネスのほか、レジャーやインバウンドの需要取り込みを目指す。
アパホテルでは中央区日本橋エリアでドミナント戦略を進めており、小伝馬町・馬喰町エリアでは6ホテル1190室を運営。今回の計画を含めると1557室、中央区だけで約3000室となる。先日のグループ決算では売上高2260億円で2期連続での過去最高売上となり、目標としている2027年3月末までにホテル客室数を15万室とする計画も順調に推移しているという。