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「ワールドタワーレジデンス」竣工 世界貿易センタービルディング隣接地に389戸のタワマン

2025.03.17 11:39
世界貿易センタービルディング(東京都港区)、鹿島建設(東京都港区)、三井不動産レジデンシャル(東京都中央区)、三菱地所レジデンス(東京都千代田区)、東京建物(東京都中央区)は6日、5社が参加組合員として事業参画している「浜松町二丁目地区第一種市街地再開発事業」の住宅棟「WORLD TOWER RESIDENCE(ワールドタワーレジデンス)」が竣工したと発表した。
「浜松町二丁目地区第一種市街地再開発事業」は、「世界貿易センタービルディング」の建替えをはじめとする隣接街区とともに、「浜松町」駅西口地区計画の指定を受けて進行する再開発事業。共同住宅、事務所、商業施設、港区立みなと芸術センターなどを整備するもので、全体竣工は2027年5月を予定している。
立地はJR山手線、京浜東北線、東京モノレール羽田空港線「浜松町」駅から徒歩2分。建替えが進む「世界貿易センタービルディング」の隣接地となっている。
建物は敷地面積5888・55㎡、鉄筋コンクリート造(一部鉄骨鉄筋コンクリート造・鉄骨造・CFT造)地上46階地下2階建て、総戸数389戸の分譲マンション。専有部は40・15㎡の1LDKから約148・21㎡の3LDKまで幅広い間取りを用意した。
共用部にはカフェラウンジやゲストルームのほか、エグゼクティブダイニングやパーティールーム、コミュニケーションラウンジ、バーなども用意。フィットネスルームやゴルフラウンジも整備し、充実した施設とサービスを提供する。