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三菱地所 ロンドン郊外で物流施設開発に参画
2025.04.07 11:04
三菱地所(東京都千代田区)は子会社の三菱地所ロンドン社を通じ、英国で物流施設の開発計画に参入した。着工は今年第3四半期、竣工は2026年を予定している。
計画地はグレーターロンドンの南部、ブロムリーに立地。ロンドン中心部から南東へ約15km、主要国道のA205線の至近に位置する。
計画建物は、延床面積約8110㎡、地上1階建て3棟・11ユニットで構成される都市型物流施設。各ユニットは延床面積約275~1513㎡。
環境対策としては太陽光パネルの設置、リサイクル材の活用、電気自動車用充電ポートの設置等を行い、国際的なグリーンビルディング認証「BREEAM Outstanding」取得を目指す。
三菱地所によると開発地の周辺エリアは今後の新規供給が極めて限定的で、荷主企業や物流事業者の最終配送拠点需要に加え、周辺エリアの周辺住民・企業を主な対象とした倉庫・販売所・ショールーム用途等、中小規模の幅広い需要が見込まれるという。