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シェア休養室「とまり木」本格始動 オフィスビル内の健康経営推進サービス

2025.04.07 11:26

 三菱地所(東京都千代田区)は1日、休養室のシェアリング事業「とまり木」を本格始動した。契約企業の従業員が業務時間内、体調不良時に休むための休養室と、労働生産性を向上するためのチャージ機能をオフィスビル内で提供する。
 チャージ機能としては、短時間(原則15分)で機器を使った仮眠やマッサージのほか、常駐するトレーナーの指導によるストレッチなどで疲労回復や活力アップを図る。現在は東京都千代田区の「大手町ビル」でサービスを提供しており、今後は丸の内や有楽町などの他エリアへの展開、就業者ラウンジでの運営なども検討する。
 「とまり木」は三菱地所グループの新事業提案制度で生まれ、2023年に試験運用を開始。利用者が延べ8000人を超え、ニーズを確認できたことから正式に開始した。




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