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丹青社　築50年超の旧耐震ビルをフルリノベーション

2025.04.21 11:08

　丹青社（東京都港区）は、東京都中央区日本橋に位置する築５０年超の築古ビルを１棟フルリノベーションし、「リブラ東日本橋」としてオープンした。
　前身の「リブラ東日本橋ビル」は１９７３年竣工。リノベーション工事ではもともとの構造体（躯体）を生かして耐震補強工事で安全性を確保し、電気・給排水、空調などの設備や、内部・外部の仕上げを新しくした。
　立地は都営浅草線「東日本橋」駅から徒歩１分、都営新宿線「馬喰横山」駅から徒歩３分、ＪＲ総武本線「馬喰町」駅から徒歩４分の場所に位置する。
　建物は延床面積５３８・７２㎡、鉄筋鉄骨コンクリート造地上７階地下１階建ての店舗・事務所ビル。
　オフィスフロアは地下１階のスケルトン区画と２～７階の家具付きフルセットアップオフィスで構成される。地下１階は４０・８１㎡で、事務所、店舗、倉庫に利用できる。家具付きフルセットアップオフィスは２～６階が５３・８８㎡、７階が５０・０４㎡。
　「リブラ東日本橋」は、丹青社の「Ｒ２（Ｒｅａｌ－ｅｓｔａｔｅ　Ｒｅｖｉｔａｌｉｚａｔｉｏｎ＝不動産再活性化）」事業の一環で誕生した。「ビルを百年使う」をコンセプトに、既存のビルをできるだけ長く使う「ストック活用」を推進することで、気候変動抑制への貢献を目指していくという。２０２４年３月にリノベーションが竣工した「ウィンド小伝馬町」に続きＲ２事業として２棟目のフルリノベーションで、同社は今後も事業活動を通じ、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを進めていくとしている。