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ケネディクス/東急不動産/日本政策投資銀行 施設名「日比谷パークフロント」に決定
2017.03.27 16:39
新生銀行旧本店跡地の建替えプロジェクト
ケネディクス(東京都中央区)、東急不動産(東京都港区)、日本政策投資銀行(東京都千代田区)は23日、3社の共同事業として特定目的会社を通じ建設中の「(仮称)内幸町二丁目プロジェクト」に関し、施設名称を「日比谷パークフロント」に決定したことを発表した。
「日比谷パークフロント」は、日比谷公園に近接する希有な立地であるとともに、多くの官庁が集中する霞ヶ関エリアに位置し、地下では隣接ビルを通じて「霞ヶ関」駅と「内幸町」駅に直結する利便性の高い立地である。日比谷公園に隣接するメリットを最大限に引き出すため、「公園の中のオフィス」をコンセプトに、日比谷公園の眺望だけではなく、建物の中まで公園のような快適さに包まれた働きやすさを提供する新しいオフィスビルとして、今年5月末に竣工する。
建物は地上21階地下4階建て、敷地面積6089・61㎡、延床面積約6万7000㎡。最適なBCP対策と「DBJ Green Building」認証制度のプラン認証において、「国内トップクラスの卓越した環境・社会への配慮がなされたビル」として認定を受けた、最新の環境対応が大きな特徴となっている。また、建物1階及び地下1階には働く女性をメーンターゲットに、快適にくつろげる空間としてカフェや飲食店、コンビニエンスストアが出展する商業ゾーンを整備。エリア内にこれまでなかったこだわりの店舗を充実させ、「内幸町」駅と「霞ヶ関」駅をつなぐ新たな賑わい施設として今年6月中旬にオープンを予定している。