不動産トピックス

ビル業界ミニトピックス

2017.02.20 16:57

■「ファミリーロッジ旅籠屋」を展開する旅籠屋(東京都台東区)。米国のモーテルを国内でチェーン展開している事業者であり、代表取締役の甲斐真氏によれば「国内では、個人規模で事業を展開する例はあるかもしれないが、チェーン展開している事業者は当社を除いてほとんど知らない」と言う。
 甲斐氏がこのような事業を考案するに至ったのは米国内を1カ月ほど旅行したのがきっかけ。「バイクで旅行をしていました。日本人は観光の際に旅行スケジュールを組みますが、バイクや車で移動することの多い米国人は基本的に予約なしでも泊ることのできるモーテルが宿泊の中心となります。数も非常に多くあるので、たとえひとつのモーテルが満室になっていたとしても、ひとつ先の町に行けばモーテルを見つけることができるでしょう」と話す甲斐氏。
 同社では社員の研修として米国でのモーテル体験があるとのこと。日本で展開していく上で、本場のサービスを知るためだ。「まだまだ馴染みは薄いが、日本でも積極的に広めていきたい」と甲斐氏は意気込みを語る。

■2月7日、「笹塚」駅近くでGL企画(東京都渋谷区)が主催する店舗開発研究会の新年会が開催された。飲食店事業者や店舗仲介事業者などを中心として、40名以上の盛会となった同研究会。冒頭で情報交換および名刺交換が行われたのち、GL企画の山田春國社長より挨拶。食事と美酒がふるまわれ、店舗開発における課題や各社の事業展開の中身について話し合われた。
 「このような回を2カ月に1回ほど行っております。店舗開発事業者や仲介事業者の参加者が多数で、主に情報交換をメーンとしていますが、ここから仕事につなげて頂いていることもあります」(山田氏)
 有意義な情報を得る場として魅力的だ。

■4月1日付で三菱地所(東京都千代田区)の新たな社長に就任する吉田淳一常務。日本を代表する大手デベロッパーのトップが交代するため、16日に実施された記者会見には大勢のマスコミが詰めかけた。新社長がどんなビジョンを語るのか、吉田常務の発言を真剣に耳を傾ける取材陣。緊張感が漂っていたが、その場を和ませてくれたのは趣味に関する見解。競技を問わず休日はスポーツ観戦を楽しんでいる他、映画「スターウォーズ」に登場するキャラクター「R2―D2」の関連グッズを収集しているという。

■24時間貸し切り可能な会議室「MGT24」の運営を開始したマーヴァラス(東京都港区)。合宿型の経営会議を実施しており、ホテルよりも安価で使い勝手の良い会議室がないことから、自社利用を想定して24時間会議室を作り出したのだ。第一号施設の利用人数は最大8名だが、プロジェクトマネージャーの農澤典洋氏は「当社の経営会議は12名が参加するので自社使用できないのが残念」と嘆き節。更なる施設開業を目指していくようだ。




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