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パーク・コーポレーション オフィスにグリーンデザインを

2017.02.20 17:16

顧客のニーズに合わせた提案を行う
 パーク・コーポレーション(東京都港区)が平成25年から設立した空間デザイン事業部parkERs(以下、パーカーズ)。緑化事業ではなく、デザインと植栽のそれぞれの専門家により、プランニング・デザイン施工・メンテナンスまで一連を手掛ける。同社内のグループ事業「青山フラワーマーケット」(生花小売事業)と合わせた切り花やプランターの花に加え、水・鏡を取り入れたインテリア家具・内装設計を展開する。
 パーカーズのブランドマネージャー梅澤伸也氏は、「これまでグリーンデザインの傾向は、商業施設などの利用客が行き交う場所に展開する事が多かったです。昨年頃からはオフィスや集合住宅などの人が長く滞在する職場や集合住宅のプランニングとして需要の増加傾向にあります。欧米をはじめ海外ではグリーンデザインを取り入れるというのが最先端な企業として注目されています。国内でも今後、『アーバンジャングル(都市の中の緑)』がトレンドとしての需要が増えてくると思います。一般の内装と比べればグリーンデザインを取り入れた内装は約1・2倍の施工費が掛かります。しかし当社では建設業、園芸業など幅広い専門家が顧客のニーズに合わせたグリーンデザインを展開しています。簡単なプランターとディスプレイ台を組み合わせた『Forest Lamp』は8万円台から導入が可能です。今年はガーデンローテーブルと椅子を合わせた応接室セットのレンタル事業を展開する予定です」と話した。




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