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野村不・ミサワ・地所レジなど 「三島駅南口東街区再開発事業」協力者に
2018.09.03 18:00
野村不動産(東京都新宿区)などが構成する「アスマチ三島プロジェクト共同企業体」は、8月28日に静岡県三島市の「三島」駅前で市街地再開発事業の検討を進めている三島駅南口東街区市街地再開発準備組合および三島市との間で事業協力協定を締結した。再開発事業は、2021年度の着工、2025年の竣工を目指す。
同計画は、「スマートウエルネスシティみしま」のフロントエリアにふさわしい街づくりを推進し、住宅やホテル、商業施設に加えて健康増進・医療・子育て支援機能を複合的に整備。景観への配慮と、水の都・三島がもつ地下水や湧き水の保全対策を実施しつつ、三島市の新たなにぎわい拠点にしていく。
首都圏への良好なアクセスを踏まえ、ビジネス需要にも対応するべくシェアオフィスやコワーキングスペース、貸し会議室も配置。ビジネスホテルとの連携も視野に入れるほか、地元住民や学生との交流、人材育成にも取り組む計画としている。既存商店街をはじめとした周辺地区とも積極的に協力し、駅前だけにとどまらず、広域でのまちなみ形成及び活性化を図る。
企業体の構成企業は以下を予定している。ミサワホーム(東京都新宿区)、ミサワホーム静岡(静岡市駿河区)、東レ(東京都中央区)、野村不動産(東京都新宿区)、三菱地所レジデンス(東京都中央区)、アール・アイ・エー(東京都港区)。