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ライオン事務器 新モデルを4機種発売 シーンに合わせてより細かな調整が可能

2017.02.13 13:20

 ライオン事務器(東京都中野区)は今月、「紙折機」の新モデルを4機種発売した。 
 「紙折機」の新モデルは速度調整機能が付いており、従来と比較し静音化と高スピードを実現した。全自動タイプは5段階、手動タイプは3段階に調整可能。また全ての機種に「スペシャルモード」を搭載し、シーンに合わせてより細かな調整が可能となった。スペシャルモードは、標準の最低速と同等の動作音で処理枚数は標準の約1・5倍の「静音モード」、モータの回転数を上げ用紙搬送の勢いを利用して厚紙用紙を確実に折る「厚紙モード」、標準の最高速と同じモータの回転数で処理枚数が標準の約1・3倍の「超高速モード」がある。
 また、操作しやすいパネルも特長。全自動タイプの2機種は3・5インチ液晶タッチパネルを採用。手動タイプもシンプルな操作パネルを取り付けて、紙詰まりなどのトラブルもマップとエラーコードを表示することで解り易くなった。
 更に新モデルは清掃などのメンテナンスのしやすいように設計されている。紙詰まりの原因の大半はローラーに付着するトナーや紙粉の汚れによるもので、定期的にメンテナンスしていれば発生しない。しかし従来はローラーの清掃に手間が掛かり、煩わしいことでもあった。同製品はその様な問題を解消するため、工具を使わずに折りローラーを取り外せる設計を採用した。電力の省エネ化も向上している。




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