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ファーストキャビン 日本橋横山町にコンパクトホテル「ファーストキャビン」開業
2017.02.13 13:40
都内はじめ全国主要エリアで出店を加速
ファーストキャビン(東京都千代田区)が中央区日本橋横山町において開発を推進してきた宿泊施設「ファーストキャビン日本橋よこやま町」が7日に開業した。
「ファーストキャビン」は、飛行機のファーストクラスをイメージしたコンパクトホテルのブランド。東京では秋葉原・赤坂・築地など5カ所、そのほか関西空港や京都烏丸、博多など主要エリアにおいて出店を展開している。「ファーストキャビン日本橋よこやま町」は都内で6カ所目の出店となる。施設は古くから問屋街として知られる日本橋横山町エリアに立地し、都営新宿線「馬喰横山」駅、JR総武快速線「馬喰町」駅、都営浅草線「東日本橋」駅が徒歩圏内に位置する。「キャビン」と呼ばれる宿泊スペースは4・4㎡の「ファーストクラス」と2・5㎡の「ビジネスクラス」の2タイプを用意。キャビン数は全館で150であり、そのうち女性専用のキャビンは49となっている。キャビンの内部は液晶テレビやWi-Fiサービスを提供。コンパクトでありながら快適な滞在を実現する。施設1階には宿泊利用でなくても気軽に立ち寄れるカフェ&バーを併設。スタイリッシュな雰囲気の中で料理を楽しむことができる。
開業当日の7日にはオープニングセレモニーが執り行われ、ファーストキャビンの来海忠男社長ら関係者が出席。冒頭の挨拶で来海氏は「収益を最大限出せるよう、既存建物をコンバージョンして150キャビンの宿泊施設をオープンすることができました。今後も当社は東京をはじめとする主要なエリアにおいて出店戦略を継続していく予定です」と今後の抱負を述べた。