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大丸山科店が閉店・新商業施設に

2018.09.03 18:41

　京阪流通システムズ（大阪市中央区）と京都シティ開発（京都市山科区）は、８月２８日に「ラクト山科ショッピングセンター」（京都市山科区）内の「大丸山科店」跡に複数の専門店を誘致し、新たな商業ゾーンとしてリニューアルすることを目的とした「事業化に向けた基本協定書」を締結した。
　大丸山科店は、１９９８年１０月の開業以来、「ラクト山科ＳＣ」の主要テナントとして地域の賑わいづくりに貢献してきたものの、２０１９年３月末をもって閉店する。後継テナントを誘致するにあたり、「ラクト山科ＳＣ」の事業主体である京都シティ開発が、駅前商業施設の開発・運営において多数の実績を有する京都流通システムズに協力を依頼し、両社にて協議を重ねた結果、当該区画をリニューアルのうえ、京都流通システムズに一括賃貸することとなった。今後、大丸山科店跡の３フロアは、地下１階にハイセンスデイリーを追求したグロサリー、精肉、鮮魚、青果、惣菜など食の専門店フロアを展開するほか、１階には生活雑貨やカフェ、２階は各種ファッション・インテリア雑貨を中心としたテナントで構成するライフスタイル提案型の商業ゾーンとしてリニューアルし、２０１９年１１月中のオープンを目指す。
　施設は、京阪電車京津線「京阪山科」駅、京都市営地下鉄東西線「山科」駅、ＪＲ西日本東海道本線「山科」駅に隣接している。