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ジーネット　相談内容に適切な行政書士を見つけやすいサービス

2017.01.23 12:29

　ジーネット（東京都中野区）は様々なビジネスを行っている起業と許認可申請を手掛ける行政書士を繋げるインターネットサイト「行政書士ネットワーク」を展開している。
　代表取締役ＣＥＯである黒沢怜央氏によると「許認可の申請には知識や業界に精通していることが重要です。が、専門知識の獲得は非常に難しいため、業者の視点からはどの行政書士に相談すべきか悩むことがあります。『行政書士ネットワーク』は許認可の総合病院として平成２７年に開始しました」と説明する。
　例えば飲食を開業したいと考えている業者が簡易宿所営業許可の申請を専門としている行政書士に相談しても対応は難しい。『行政書士ネットワーク』にはドローンの飛行許可申請や酒類販売免許申請などを専門とした行政書士が登録されており、事業者が相談したい分野から最適な行政書士を選択することが可能である。
　「相続や医療法人の設立、外国人のビザ申請などの専門家も登録されています。また、登録している行政書士は法の根拠事例や接客の電話対応などをテストしています。安心して依頼できるように研修もしっかりと行っています」（黒沢氏）
　勉強会も定期的に開催しており、クライアントからの専門的な質問に対応できるように万全の態勢を整えている。
　黒沢氏は「行政書士の役割はベンチャー企業のサポートを行うことです。昨今ではＡｉｒｂｎｂを含むシェアリングエコノミーも日本で開始されるケースも見られてくるようになりましが、法体系が整っていないことが現状です。法に沿った形でビジネスができるように事業者のサポートを続けてまいります」と話した。