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エービーシー商会 立体的な意匠を付加した化粧板 天然木の風合いを表現

2017.01.16 13:23

 エービーシー商会(東京都千代田区)は、天然木工芸ツキ板を使用した立体デザイン化粧板「インターパネル3D」を発売した。  「インターパネル3D」の特長は、火山性ガラス質複層板基材を用いた不燃性と天然木の風合いを生かすプレス成型。天然木を薄くスライスしたツキ板を使用したパネルの多くは、表面がフラットなものであり、その風合いを表現することは困難である。また、ツキ板の薄さでは表面を削ることで表現する立体感には限界があったが、これらの課題をクリアした。  「インターパネル3D」は従来のフラットな化粧板と比べ、より立体的な意匠を付加した不燃彫刻化化粧板である。不燃素材のため、不燃認定の求められる商業施設やホテル等の内壁・天井に使用することが可能。また、パネルデザインは計4パターンで、それぞれに4色のバリエーションがあり空間のイメージに合わせた選定が可能となっている。パネルのサイズは高さ2420mm、幅910mm、厚さ5・7mm、1㎡あたりの材料設計価格は1万9460円。




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