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野村不動産/野村不動産マスターファンド投資法人
2016.12.26 11:05
商業施設から物流施設への建替え
野村不動産(東京都新宿区)と野村不動産投資顧問(東京都新宿区)が運用を受託する野村不動産マスターファンド投資法人(NMF)は20日、不動産売買契約の締結を決定したと発表した。
NMFが保有する商業施設「イトーヨーカドー東習志野店」を野村不動産が将来建替えを行うことを前提に取得するもの。再開発後に譲渡する場合にはNMFが優先して取得する権利を付した売買契約となっている。
この取引によって、野村不動産は開発用地の取得により新たな事業機会を獲得することになり、NMFとしてはテナント退去(平成29年6月予定)に伴う収益低下を回避できるうえ、将来的な優良資産の取得可能性を確保することに繋がる。なお、野村不動産が物件取得後は大規模高機能型物流施設「(仮称)Landport東習志野」の建設を予定している。