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三菱地所レジデンス 資産形成コンパクトマンション第一弾は「千代田佐久間町」と「品川戸越」

2016.12.19 16:21

 三菱地所レジデンス(東京都千代田区)は資産形成用のコンパクトマンション事業「ザ・パークワンズ」を本格展開することを発表し、同事業の第一弾として「ザ・パークワンズ 千代田佐久間町」と「ザ・パークワンズ 品川戸越」の一般集客を来年1月より開始する。
 「ザ・パークワンズ」はコンパクトな間取り(ワンルームや1LDK等)を中心としたマンション1戸単位の分譲事業。東京都への人口流入や単身世帯数の増加、低金利等の社会情勢を背景とした需要の高まりなど、多様なニーズに応えるべく同事業の開始を決定した。主にマンションへの投資・運用によるストック資金の有効活用や都心へのアクセスが良い立地での自己居住、セカンドハウス等の需要を見込んでいる。
 「ザ・パークワンズ 千代田佐久間町」は、最寄りの東京メトロ日比谷線「秋葉原」駅をはじめ、徒歩圏内に10駅10路線が利用可能なマルチアクセスが特長。周辺には公園、スーパーなどがあり、暮らしやすい環境も整っている。地上11階建て、住戸数は27戸。住戸面積は約25~50㎡までの1R~2LDKタイプを提供する。竣工は来年12月中旬を予定しており、引き渡しは平成30年2月を予定する。
 「ザ・パークワンズ 品川戸越」は、都営浅草線「戸越」駅ならびに東急池上線「戸越銀座」駅から徒歩6分の場所に立地。徒歩圏内では4駅6路線が利用可能で、周辺には「戸越銀座商店街」があることから良好な生活環境のエリアに立地する。地上13階建て、住戸数は84戸。住戸面積は約25~40㎡までの1R~1LDKタイプを提供する。竣工は来年9月上旬を予定しており、引き渡しは翌月下旬を予定する。
 また三菱地所レジデンスは、同事業の販売を行う常設販売ギャラリー「ザ・パークワンズ 丸の内サロン」を丸の内に立地する「新東京ビル」の1階に開設。昨年に設立した最新物件情報の提供や優先販売を行う会員組織「ザ・パークワンズクラブ」(11月末時点で約1300名の会員登録)の会員から、常設販売ギャラリーでの対面販売としていく計画だ。同社は既に都内近郊にて複数物件の用地を取得しており、年間200~300戸程度を供給していく予定。




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