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東京急行電鉄/大田区 地域の持続的な発展目指し連携
2019.03.11 17:35
大田区と東京急行電鉄(東京都渋谷区)は、駅を中心とした地域の持続的な発展を目指し、今月6日に、「地域力を活かした公民連携によるまちづくりの推進に関する基本協定」を締結した。
これまで両者は、地域課題の解決や地域の活性化を目指し、「池上線生活名所プロジェクト」をはじめ、さまざまな形で連携した取り組みを実施してきた。
また、2017年3月に東急電鉄が主催した「リノベーションスクール@東急池上線」を端緒として、双方の強みを生かしたまちづくりの必要性や、東急線の駅を中心とした総合的なまちづくりについて、両者で検討を重ねてきた。
今般、同協定の締結により、更なる連携強化を図るとともに、「地域資源の発掘とプロモーション」や、「空き家、空き店舗等の遊休資産のリノベーション等による地域活性化」などの取り組みを開始する。
同協定に基づく具体的な第1弾の取り組みとして、大田区立池上図書館が2020年度に移転入居する「池上」駅の駅舎改良・駅ビル開発計画が進むなど、まちづくり機運の高い「池上駅周辺」をモデル地区とする「池上エリアリノベーションプロジェクト」を推進する。
同協定の有効期間は5年間で期間満了後の取り組みについては再度両者にて検討する。
今後、池上エリアのほか、日本初の勝海舟記念館が今夏開業する洗足池エリアをはじめ、各エリアを連携したまちづくりについても、両者で検討を進める。