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三井不動産レジデンシャル/丸紅 (仮称)馬車道駅直結 横浜北仲タワープロジェクト
2016.11.14 16:03
横浜市最高層・最大規模の分譲住宅、超高層複合ビル着工
三井不動産レジデンシャル(東京都中央区)と丸紅(東京都中央区)は横浜市中区で推進中の大規模開発事業「北仲通北再開発等促進地区地区計画(約7・5ha)」の中心に位置する超高層複合ビルの建設に11月1日に着手したと発表した。
同計画はみなとみらい21地区と関内地区を結ぶ北仲通地区に横浜市最高層・最大規模となる総戸数1100戸超の分譲住宅と宿泊施設、商業施設、文化施設等を一体的に開発するもの。東急東横線に直通する横浜高速鉄道みなとみらい線「馬車道」駅に直結する利便性の高い立地に新たなランドマークが誕生する。
約7・5haの大規模開発が進行中の同地区は特定都市再生緊急整備地区に指定されたエリアで、都市景観100選受賞のみなとみらい21エリア、古き良き港町横浜の面影を伝える関内・野毛エリア、横浜観光の名所山下公園を徒歩圏とする横浜都心臨海部に位置している。同計画は北仲通地区の中でも最高層となる地上58階・約200mの超高層複合ビルとなり横浜の新たな港景観を創出すると共に、タワー足元の広場やガレリアで都市の賑わいを生み出す。
46階には地上約150mの高さから横浜都心臨海部を360度見渡せる展望フロア(面積:約880㎡)を設置。1階から直通の高速エレベーターが利用可能でみなとみらいやベイブリッジの景観が望める。
竣工は平成32年2月を予定している。