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パナソニックホームエレベーター 「バリアフリー法」などに対応
2016.10.10 11:34
小規模建築物用の小型エレベーターを発売
パナソニックホームエレベーター(大阪府門真市)は「バリアフリー法」や「福祉の街づくり条例」などに対応した小規模建築物用の小型エレベーター「XLウェルハートV」を今月4日より発売した。
同製品は「バリアフリー法」や「福祉の街づくり条例」などで規定されたルーム内奥行1350mmをクリア。業界最長のルーム内奥行1450mmを実現。JIS規格の電動車いすも乗れる大型3人乗りでグループホームや老人ホーム、サービス付き高齢者住宅などの福祉施設への導入に適している。
高齢化が進む中、街づくりにおけるバリアフリー対策でエレベーターの設置が推進されている。その背景には高齢者、障がい者などの移動上および施設の利用上の利便性や安全性の向上の促進を目的とした「バリアフリー法」や各地方行政庁ごとに制定された「福祉の街づくり条例」などがある。同社は平成23年10月より小型エレベーター「ウェルハート」を発売していたが、サイズや一部仕様が「バリアフリー法」や「福祉の街づくり条例」などに対応していなかったため、採用できる建築物が限定されていた。そこで今回仕様を見直した。「バリアフリー法」や「福祉の街づくり条例」などに対応する同製品を開発。法律や条例で規定基準をクリアし、インジケーターなどを標準装備。音声アナウンスや聴覚障碍者対応インターホンなど高齢者や障がい者向けにも対応が可能。