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サンテックジャパン 産業用太陽光発電モジュールの性能を向上

2016.10.10 11:35

 サンテックジャパン(東京都新宿区)は今月3日、メガソーラーなどの大規模発電設備や工場屋根・商業施設など、10kW以上の非住宅向けに販売している産業向け太陽光発電モジュール2製品において、発電性能が向上した新製品を発表した。新製品はオープン価格。同日より受注を開始し、12月5日に出荷を開始する。
 新製品はモジュールの公称最大出力がこれまでよりも5W向上。モジュール変換効率もアップしている。またセルの温度特性における最大出力温度計数も向上。夏場の強い日射によるモジュール温度上昇時の発電性能が向上、モジュールが高温になっても発電効率が下がりにくくなった。
 同社では来年4月の改正FIT法(電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法等の一部を改正する法律)の施行を控え、メガソーラーなどの大規模発電事業や工場屋根・商業施設など10kW以上の非住宅向けの太陽光発電モジュールの需要が増えることを予想し発電性能の向上が効率的な発電、発電量の最大化に貢献するとしている。




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