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旭化成レジが初の商業ビル建替えへ
2019.04.01 18:10
旭化成不動産レジデンス(東京都千代田区)が同社にとって初の商業専用ビルへの建替え事業として進めた「(仮称)原町田6丁目商業ビル建替え事業」が先月28日、名称を「AETA(アエタ)町田」として竣工した。
同事業は、老朽化した区分所有の商業ビルを旭化成不動産レジデンスが事業主となって地権者との共同事業(等価交換)により建替えた。保留床を旭化成レジデンスが全て保有した上でテナントに貸し出し、完成後のビル管理も同社グループ会社でる旭化成不動産コミュニティ(東京都新宿区)を中心にサポートする。
建て替え前は、権利者6名による築36年の区分所有商業ビル。立地やニーズを鑑み、商業ビルから商業ビルへの等価交換事業が成立すると判断。全員合意で計画が決定。既に全フロアのテナントが決定し、5月初旬から随時オープンする。
旭化成不動産レジデンスは住宅開発を得意としてきたが、同社投資開発事業では今後は商業系案件についても積極的に取り組みを進めるとしている。