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京橋一丁目東地区都市再生特別地区 名称は「京橋彩区」に決定
2019.04.01 18:14
まちに開かれた芸術・文化拠点目指す
永坂産業(東京都中央区)と戸田建設(東京都中央区)が東京都中央区京橋一丁目7番地において共同推進する「京橋一丁目東地区における都市再生特別地区計画」の名称が「京橋彩区(きょうばしさいく)」に決定した。グランドオープンは2024年の予定。
計画地は「東京」駅八重洲口から徒歩5分。美術館、ギャラリー、古美術商などが集積するエリアに「まちに開かれた芸術・文化拠点」を形成することを目指し、文化貢献施設を整備する。8965㎡の敷地に、敷地面積2815㎡、延床面積4万1800㎡、地上23階地下2階の「ミュージアムタワー京橋」(今年7月竣工)と、敷地面積6150㎡、延床面積10万1500㎡、地上28階地下3階の「(仮称)新TODAビル」を建設する計画。 美術館・展示施設、若手芸術家の育成・情報発信施設、中央通り沿いの芸術・文化活動などのための広場空間を整備することで芸術文化を体感できる環境を整えるとともに、街区の再編、防災力の強化、環境負荷の低減を推進する。
7月の「ミュージアムタワー京橋」オープンに合わせて、街区の文化貢献施設部分の名称を「京橋彩区」と決定。エリアの運営組織として今月1日付で「一般社団法人京橋彩区エリアマネジメント」も発足させた。冊子の制作・配布、webサイトの運営など情報発信活動も担う。