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ウィザーズコンサルティング ビル経営の収支を劇的改善!

2016.08.08 17:49

オーナーのブレーンとなる「ビル経営改善コンサルティング」
 自主管理あるいは管理会社を利用している場合のいずれにおいても、経営上様々な課題を抱えているケースがある。そのなかで、ビル経営を総合的に改善していくためのコンサルティングサービスがある。
 それはウィザーズコンサルティング(東京都千代田区)が展開している「ビル経営改善コンサルティング」だ。同社が現状のビル経営における収支状況等を審査した上で、コスト削減と収入アップを両立させていく。このサービスを始めた経緯について、代表取締役の井主晃平氏は「自主管理の場合、オーナーがカバーできていないところを当社のサービスで補っていく形ですが、管理会社を利用している場合、オーナーが一任しているケースも多くあり、それが経営状況を悪化させていることもあります」と話す。どういうことだろうか。
「管理会社は日常の管理費用に関しては、管理会社間の競争もあることからかなりコストを削減していますが、一方、工事費用で2~10割ほどのマージンが発生しているケースがあります。また工事自体の必要性が疑問視辞される案件も少なくありません。当社ではこれまで60棟のビルでこのような事例のコスト削減を実行してきました」
 そのため同社では工事内容や項目のチェックを行い無駄を削減していくとともに、管理会社に対しても提案を行っていく。「あまりにもひどい場合は管理会社の変更をお手伝いさせていただくこともあります」(井主氏)という。
 加えて、しばしばある事例は未回収賃料の発生だ。管理会社によってはリーシングを得意としていない事業者も存在する。そうすると、テナントが撤退したときに新しいテナントをつけることが難しくなるため、賃料滞納が発生しても対応しない場合もある。
 「かなり特異な事例ですが、あるビルでは未回収の賃料が1億円にまで上っているケースもありました。ふつうは2カ月~3カ月で対応を始めますので、ここまで莫大な額には膨れませんが、それでも100万円以上の額になることはしばしばあります」(井主氏)
 このような賃料回収も全面的に支援することができる。同社ではグループ内に弁護士などの各士業者を抱えている。同時に賃料増額交渉も担当でき、適正賃料に修正していくことも可能だ。
 井主氏は「ビルオーナーで収益向上やコスト削減に悩まれている方は、一度ご相談いただければ無料でビルの経営状況を審査させていただきます。当社のサービスは完全成功報酬型で行っておりますので、初期費用をいただくことはありません」と話す。
 また同社では定期的にセミナーを開催している。このセミナーに参加してサービスの全体像をつかむことも一考だ。同社公式サイトでは随時セミナー情報を公開している。長期的にビル経営を行っていくヒントが満載だ。より良い経営を目指すビルオーナーは見逃すことはできない。




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